少林寺 (岡山市)
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少林寺 | |
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境内 | |
所在地 | 岡山県岡山市中区国富2-1-11 |
位置 | 北緯34度39分39.21秒 東経133度56分50.52秒 / 北緯34.6608917度 東経133.9473667度 |
山号 | 國富山(国富山) |
宗旨 | 臨済宗 |
宗派 | 妙心寺派(妙心寺末) |
本尊 | 観音菩薩 |
創建年 | 万治3年(1660年) |
開基 | 池田輝興、法隣(開山) |
正式名 |
國富山少林寺 国富山少林寺 |
法人番号 | 7260005000475 |
少林寺(しょうりんじ)は、岡山県岡山市中区国富に所在する臨済宗妙心寺派の寺院。山号は国富山。本尊は観世音菩薩。
概要
[編集]この寺は赤穂藩2代藩主池田輝興が、兵庫県赤穂市に建立した長松山盛岩寺を前身とする。輝興は正保2年(1645年)不行状を理由に改易となり、甥の岡山藩主池田光政の預かりとなった。輝興は正保4年(1647年)に岡山で死去した。万治3年(1660年)、盛岩寺をこの地に移転し、法隣を開山和尚に迎え、国富山少林寺と改称した。以後、輝興の菩提寺となった。
寺院内には小堀流の庭園があり、元禄12年(1699年)築庭と伝えられる。幕末の岡山藩筆頭家老であった伊木忠澄は隠居後に三猿斎と号し、この寺院に三猿堂を結び茶の湯を楽しんだ。
現在、三猿斎にちなみ、裏千家の茶会が定期的に催されている。
文化財
[編集]- 伊木三猿斎夫妻の墓
- 池田政行夫妻の墓
参考文献
[編集]- 岡山県高等学校教育研究会社会科部会歴史分科会/編 『新版 岡山県の歴史散歩』 山川出版社 1991 16ページ